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Reiko
Takayama

2月/はじまりの予感

  • 執筆者の写真: たかやま
    たかやま
  • 2月4日
  • 読了時間: 2分

更新日:3月9日

今日から2月。新しい年のはじまりの予感。


12月のオープンクラブも終わって、1月の水性演劇部ワークショップも終わった。

水性演劇部は相変わらずのんびりとしたペースで、その日集まった人たちと話をして、演劇を作って上演している。

12月は見学者を含めて12名の参加者で賑わったけど、1月は人数が減った。けどそのぶん一人一人の話を聞く時間が増えた。上演も、それぞれ自分の声で語られている言葉に聞こえ、静かで味わい深い作品だった。


水性演劇部も半年が過ぎて、これまでたくさんの方が来てくれたけど、続けて来たくなる会ではないみたい。それは自分でもわかっている。わたしは体操教室も開催しているんだけど、むかしある人に「これ(体操)は習い事じゃない、自分自身が成長できることがないから、参加しても楽しくない」と言われた。その通りだと思った。水性演劇部も同じように、成長できるようなワークショプではないだろう。

わたしが習い事やワークショップに参加する時、新しいなにかを得ることを期待して参加するかな。そこでもし何もないと思ったら行かないかな、どうかな。


とはいえ、わたしはだれでも来ていい(場)を作りたいんだと思う。演劇というツールを使った(場)。演劇というフィクションのクッションを使って、他人同士が互いに安心できる距離感で一緒に過ごせる(場)を作りたいんだと思う。そこで得るものが何もないと言われたらそうかもしれないけど、あたなは居てもいいんだよという場所があってもいいじゃないかと思っている。




たかやま











 
 
 

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