top of page
Reiko
Takayama

新しいもの

  • 執筆者の写真: k.takahashi
    k.takahashi
  • 2月4日
  • 読了時間: 1分

また会う約束は誰ともしていない。日常に転がる些細な出来事(もしくは大きな出来事であるかもしれない。)それらを拾い集めて、自分ではない他者の記憶を演じていた。


事実としてはまた同じ劇をつくることは出来ないのだろう。ぼんやりとしながら、自分とは違う他者の記憶を追体験したように思えた。


それは詩がぼくにとっては自身の過去の追憶の体験に過ぎないからだ。


人はみな人それぞれの記憶を持っている。その記憶を劇を通して参加者の方々と追体験する時、新しいものを見つけられたような気がした。


k.takahashi



 
 
 

最新記事

すべて表示
2025年10月29日(水曜日)

日々の生活が演劇になるワークショップ、ということで、参加者さんたちが最近経験した話を拾って、それをもとにシーンを作って演じていくのを見た。見学者はできあがった劇の発表だけじゃなく、稽古の部分、さらにその前の聞き取りの部分から立ち会うことができる。個人的な経験が他の誰かに手渡され、再現可能な、共有可能な形へと加工される過程を追いながら、劇ではないものと劇であるものの分かれ目はどのへんにあるのか、みた

 
 
 
満月も雨も見えた日

⚪️初めての水性演劇部。見学者としての参加なのにだいぶ緊張。着いてすぐ、高山さんのさり気なくもその場にいるみんなへ届く声での「日本一ゆるい演劇部なのでね。」に、ほっ。限られた時間の中でもまずはたっぷりと気持ちいい体操から始めてくださり(見学者のみなさんも一緒にどうぞと言って...

 
 
 

コメント


 © 2019 by Reiko Takayama

bottom of page