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Reiko
Takayama

2月/演技をした

  • 執筆者の写真: たかやま
    たかやま
  • 3月10日
  • 読了時間: 2分

更新日:4月14日

少し早めに水性に行って、自分の作品の練習や水性の"この場所" に ついての作品の話し合いをしたいと前澤さんに話していたけど、前日の仕事の疲れでくたびれてしまって、布団から起き上がれず。結局ギリギリに到着してしまって本当に申し訳なかった。よくよくあるこのパターン。


19時前、ポツポツと参加者が到着してみんなで体操をする。

この前ある俳優さんが、本番まえの準備として、頭の中で一度全てシュミレーションして、どこに盛り上がりを持っていくかイメージしておくと話していた。へーなるほど、じゃわたしの本番まえの準備はなんだろうと考えたら体操をすることで、そこで極力人間から動物になろうとするんだとおもう。


この日も一人づつの話を聞くことに重点を置いて話し合いに時間に割いた。

12月のオープンクラブに続いて今日もマチコさんがきてくれた。マチコさんが前澤さんの話に出てくる「プラスチックの板」の役をやりたいといって、壁に立てかけても立てかけてもへにゃっと倒れてしまう板を見事に演じてくれた。きっとわたしだけだったら、この板はなにか別の"もの"で代用しただろう。


初めて参加してくれた塩見さんは、個人的に体験した苦しかった出来事を、演劇にしてみることで出来事の記憶の重さを軽減させたいといって、他の参加者全員が塩見さんの経験をそれぞれの解釈で演じてみることにした。


わたしは去年の秋に行ったシンガポールの北の端っこを歩いていたとき会った依存症治療センターの男を演じた。強烈な印象を残したあの男の顔が、今わたしの顔になったつもりで演じた。後から塩見さんに怖かったと感想をもらった。


こうしてこの日は、参加者のみなさんの提案で多くのシーンが生まれ、わたしも一参加者として演技を楽しんだ。


たかやま



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